後立山(長野) 唐松岳(2695.9m) 2017年9月16日  カウント:画像読み出し不能

所要時間

 3:27 黒菱駐車場(林道終点)−−3:49 黒菱平−−4:15 八方池山荘−−4:58 八方山(2086m)−−5:42 扇雪渓−−6:02 丸山ケルン−−6:41 唐松山荘−−6:59 唐松岳(休憩) 8:03−−8:13 唐松山荘−−8:34 丸山ケルン−−8:45 扇雪渓−−9:11 八方山−−9:32 八方池山荘−−9:44 黒菱平−−9:53 黒菱駐車場

場所長野県北安曇郡白馬村/富山県黒部市
年月日2017年9月16日 日帰り
天候曇、弱風
山行種類一般登山
交通手段マイカー
駐車場林道終点(黒菱)に駐車場あり
登山道の有無あり
籔の有無無し
危険個所の有無無し
山頂の展望大展望
GPSトラックログ
(GPX形式)
ここをクリックでダウンロード
コメントせっかくの3連休だが台風襲来確実で、雨が降る直前の初日に唐松岳を日帰り。夜間は星が見えたが日中は明るい曇り。気温は低く黒菱駐車場で10℃を切り大半の区間では4〜6℃だった。展望は意外に良かったが南ほど雲が厚く南アは見えず八ヶ岳も徐々に見えなくなっていった。台風の予報でも大ザックで上がってくる登山者が何人もいたのはびっくりした


地図クリックで等倍表示
ルート断面図


ゲート 白馬村の夜景
黒菱平の遊歩道入口 八方池山荘
木道には霜が。滑りやすい 息ケルン
八方ケルン 八方池ケルン
東の空は雲海と朝焼け 扇雪渓はまだ雪が残っていた
八ヶ岳。徐々に見えなくなっていった 南アルプス北部。見えたのはこの時だけ
白馬三山
五龍岳 登山道にはほとんど人がいない
唐松山荘 ヘリの荷揚げ準備中
富山側が雲海は無しですっきり見えていた テント場
山頂へ向かう 鞍部には野生動物監視用カメラ
唐松岳山頂 唐松岳から見た五龍岳
唐松岳から見た白馬岳方面 唐松岳から見た槍穂
唐松岳から見た苗場山、鳥甲山 唐松岳から見た越後三山

唐松岳から見た黒部川河口 唐松岳から見た唐松山荘とテント場
唐松岳から見た南〜西〜北の展望(クリックで拡大)
唐松岳から見た北〜東〜南の展望(クリックで拡大)
唐松岳から見た劔岳と北方稜線
荷揚げ中のヘリ 八方尾根を下山開始
この天気予報でも続々と登ってくる 中には大ザックのパーティーも。台風でも幕営か
八方池 雲海へ突入
リフト頂上駅 黒菱平から見た黒菱駐車場
黒菱駐車場 黒菱駐車場到着


・今週末は3連休だが台風が直撃コースで長野で雨が降らない日は無さそうだった。最接近は日曜夜半から月曜早朝であり、接近前から秋雨前線の影響で雨が降り出し、台風の接近に伴って風も強まると予想された。残念ながらテント泊は諦めて日帰りにすることに。
・天気予報では長野北部(下界)は土曜日は雨の降りだしが夕方近くになりそうで、北に行くほど天候の崩れが遅くなるとのこと。最北だと白馬岳辺りが適当だが時間がかかるので雨が降りだす前に下山できるか不安なため、半日で往復可能な唐松岳を目指すことにした。
・金曜夜の黒菱駐車場は少し車がある程度でガラガラ。駐車場の一番奥の離れた場所で静かに仮眠。まだ夜空は満天の星空で天気が崩れる気配は感じられなかった。
・翌朝もまだ星が見えている中、3時半に出発。私より前にライトの光が1人上がっていった。下界の夜景がきれい。気温は10℃を下回り充分涼しいので長袖長ズボン。長ズボンのおかげでリフト横の遊歩道では笹で皮膚が刺激されることは無かった(笹アレルギーなので)。
・八方池山荘を通過しても周囲は真っ暗。天狗の頭や五龍岳途中にライトの明かりが見えていた。既に縦走者が活動している。
・遊歩道の木道には霜が降りていた。ここでの気温は2℃だった。木道の霜は氷と同様に非常に滑りやすいので霜が下りた場所を避けて歩いた。
・公衆トイレで尾根上の道と合流、東の空が明るくなってきたが毒々しい真っ赤な朝焼けであった。雲に覆われて太陽は見えなかった。
・扇雪渓はまだ雪が残っていた。雪渓を巻いて上部に出ると森林限界。東の空は雲海に覆われ、浅間山、四阿山、横手山、岩菅山、苗場山など2000m級の山しか頭が出ていなかった。八ヶ岳は意外にはっきり見えていたが時間とともに徐々に見えなくなっていった。南アルプスはもっと早く見えなくなってしまった。
・さすがに土曜早朝の下山者は少なくすれ違ったのは数人だけだった。
・唐松山荘前はこれから出発する登山者の姿あり。前回登ったときもヘリの荷上げの準備をしていたが今回もヘルメット姿の作業員が準備中。ヘリは何度も往復して荷揚げ及び帰りはゴミや空のドラム缶など下界に下ろしていた。
・テント場にはまだ数張のテントあり。
・山頂の展望は南は雲が多く槍ヶ岳は見えたが奥穂高岳、前穂高岳は雲の中で見えなかった。裏銀座、薬師岳、立山、剱岳は雲がかかることなく良く見えていた。
・これから天候は下り坂だが白馬岳方面へ向かった登山者の姿があった。途中で雨に降られなければいいが。
・唐松山荘方向から入れ替わり立ち代り登山者がやってきては下っていったが、まだ時刻が早いので人数は少なかった。
・天気は明るい曇りで太陽の輪郭がぼんやり見えることもあったが、確実に下り坂なので帰りに雨に降られないよう早めに下山開始。
・下山中は登りの登山者とたくさんすれ違った(たぶん100人以上)。この天気予報でもこれだけ登ってくるとは驚き。中には大ザックのパーティーもいて、台風の真っ只中で幕営する度胸があるとは恐れいった。雨はともかく稜線上の風は半端ないだろう。
・八方池に達すると観光客の姿が増える。この下で雲海の層に突入。リフト頂上駅もガスの中だったが続々と人が上がってきていた。
・黒菱駐車場はまだ満杯まで達していなかった。林道を車で下っているとポツリポツリと上ってくる車とすれ違うが、道幅が狭いので苦労する。
・自宅に帰ってから雨雲レーダーを何度も確認したが、画面上では夕方までは雨は降らなかった模様。ただしレーダーに映らない細かい雨もあるのえ本当に山の上で雨が降らなかったかは不明。

 

山域別2000m峰リスト

 

ホームページトップ